高齢者住まいアドバイザー検定/介護離職防止の基礎知識④介護保険サービス開始までの流れ

介護離職防止の基礎知識④介護保険サービス開始までの流れ

2017/05/16

サービス開始までの流れは以下のとおりです。
サービス開始までの流れ


















①ケアプランの作成
要介護認定を受けたら、利用できるサービス相談しながら、介護支援専門員【ケアマネジャー】にケアプラン作成を委託することができます。この費用は介護保険で全額負担されるので、利用者負担はありません。

*介護サービス計画書(ケアプラン)
どのような介護サービスをいつ、どれだけ利用するかを決める計画のこと

*ケアプラン作成依頼できる先
要支援1~2 地域包括支援センター
要介護1~5 介護保険の居宅介護支援事業者

*ケアマネジャーに丸投げしないこと
ケアプランの作成はケアマネジャーに丸投げすることなく、本人や家族も積極的にかかわり、疑問点がある場合は質問し、不明点を残さないことが重要です。


②ケアサービス契約
ケアプランに基づき、介護サービス事業所と契約を結び、サービスを利用します。

 
*サービスへの希望がある場合は明確に伝えること
多くの居宅介護支援事業所は、訪問・通所または施設サービス事業所に併設されています。ケアマネジャーが作成するケアプランは、併設の事業所が行っているサービスを、比較的を勧められる傾向があります。もし本人にその事業所以外のサービスへの希望がある場合は明確に伝えることが大切です。利用中に本人の状況が変わった時にはプランを変更することができます。

*介護度別利用可能な介護サービスの目安(表1参照)
介護度によってどのくらいの介護保険サービスが利用可能なのか、また自己負担金額なのか、イメージが湧きづらいと思います。おおよその目安をつかんでおきましょう。

介護度別利用可能な介護サービスの目安 (表1)

要介護度
1ヶ月あたりの
区分支給限度基準額
限度額の自己負担額
(1割または2割)
利用できる介護保険サービスの目安

およびサービス例
要支援1
5,003単位
50,030円
1割:5,003円
2割:10,006円
 週2~3回のサービス
○介護保険訪問介護 週1回
○介護予防通所介護など
要支援2
10,473単位
104,730円
1割:10,473円
2割:20,946円
 週3~4回のサービス
○介護保険訪問介護 週2回
○介護予防通所介護など
要介護1
16,692単位
166,920円
1割:16,692円
2割:33,384円
 1日1回程度のサービス
○訪問介護 :週3回
○訪問看護 :週1回
〇通所介護 :週3回など
要介護2
19,616単位
196,160円
1割:19,616円
2割:39,232円
 1日1~2回程度のサービス
○訪問介護 :週3回
○訪問看護 :週1回
〇通所介護 :週3回など
要介護3
26,931単位
269,310円
1割:26,931円
2割:53,862円
 1日2回程度のサービス
○訪問介護 :週2回
○訪問看護 :週1回
〇通所介護 :週1回など
○夜間巡回型訪問介護 :毎日1回など
要介護4
30,806単位
308,060円
1割:30,806円
2割:61,612円
 1日2~3回程度のサービス
○訪問介護 :週6回
○訪問看護 :週2回
〇通所介護 :週1回など
○夜間巡回型訪問介護 :毎日1回など
要介護5
36,065単位
360,650円
1割:36,065円
2割:72,130円
 1日3~4回程度のサービス
○訪問介護 :週5回
○訪問看護 :週2回
〇通所介護 :週1回など
○夜間巡回型訪問介護 :毎日2回
(早朝・夜間)など
*介護保険サービスの費用と区分支給限度額は「単位」で表される。多くの地域において1単位10円で換算されているが、地域やサービスによっては、1単位あたりの金額および実際に支払う金額が異なる。
*区分支給限度額内の利用分については、自己負担の上限金額があり、上限を超える場合は超過分が全額自己負担となる。
*上表の区分支給限度額の枠以外に提供される介護保険サービスもある。

出典:一般社団法人 高齢者住まいアドバイザー協会「高齢者住まい 種類と選び方」より

高齢者住まい 種類と選び方 高齢者住まいアドバイザー検定公式テキスト-内閣府認可法人 一般財団法人 職業技能振興会

高齢者住まいアドバイザー検定公式テキスト【第2版】(介護保険法2018年改正対応)

  • 内閣府認可法人 一般財団法人 職業技能振興会
  • 出版社: BookWay
  • 発売日: 2018/06/27
  • 定価: ¥ 2,300
  • Amazon.co.jpで詳細を見る